ダイエット中の果物は「朝の果物は金」とあるように朝食べよう!糖分が高い果物だけどGI値はどうなの?
リンゴでダイエット?実はダイエットには向いていないのです!
私は昔から果物が大好きで特にリンゴ、パイナップル、ブドウ、モモなどたくさん食べていました。一時期なんてリンゴなどの果物はなんとなくダイエットに向いてそうだと思って、特に食べ過ぎた日は夕食はリンゴだけ食べるダイエットなどしていました。朝起きて体重計乗ると確かに体重は減っているから痩せたと思って....。
確かに果物のカロリーや脂質は普通の食事をとるよりも低いし、食物繊維が入ってそうだからいいかなって思っていました......。
しかし、実際にはそんなことはなく、果物の栄養とダイエットの関係は意外と複雑で果物はカラダにいいからダイエットに向いているとは限らないです。
そもそもなんで果物で太るの?
果物は基本的には低GI食品ですが、果糖がたくさん含まれているんです。インスリンの働きから考えるとインスリンが糖分を脂肪として蓄えに変えますが、果糖の場合はインスリンの作用とは関係なく、肝臓にそのまま蓄積されるのです。ここからはインスリンの作用と同じで使用されなかった分の糖は最終的に中性脂肪に合成されるのです。それに加え、コレステロールの合成も促進させてしまうのです。
果糖は.....血糖値上げずに中性脂肪になりやすい=太りやすい
中性脂肪は贅肉と呼ばれている、お腹などについて脂肪をさします。
果物を食べるのはいつがいいの?
睡眠中に糖分やビタミンが多く失われると言われているため、朝一に食べると効果的だと言われています。
人間は夜の方が糖分をため込みやすいを言われております。そのため、昼食以降に摂取する太りやすいのでダイエットには向いていないです。
太りやすい原因としては夜は人間の身体は消化酵素の働きが悪くなる傾向があるからです。それにより食べたものがすぐにエネルギーには変わりにくいため、体脂肪になり太る=ダイエットには向いていないんですね。
ことわざで言われる「朝の果物は金」があるように朝はフルーツ食べるイメージがあるのはこのような理由があるのかもしれませんね。
果物の糖分とは?
果物の糖分割合とGI(Glycemic Indez)値
果物の糖分は大きく分けると
果糖(フルクトース)
ショ糖(スクロース)
ブドウ糖(グルコース)
からきます。
それぞれの糖分のGI値は以下です
糖質と関係のあるGI値の定義は?
血糖値の上昇スピードを表したものです。
低GI ….55以下といわれており、ほとんどが果物、野菜、豆類、全粒穀物、ナッツなど
中GI....56-69と言われており、サツマイモやスクロースなど
高GI....70~ジャガイモ、スイカ、白いパンやコメ、シリアル、ブドウ糖などのグルコース
糖のGI値
糖の種類 | 果糖(フルクトース) | ショ糖(スクロース) | ブドウ糖(グルコース) | 乳糖 | オリゴ糖 | ハチミツ | メープルシロップ | アガベシロップ |
GI値 | 20 | 68 | 100 | 46 | 10 | 88 | 73 | 46 |
果物のGI値
果物 | GI値 |
パイナップル | 66~72 |
黄桃 | 63 |
スイカ | 72 |
バナナ | 55 |
巨峰 | 50 |
メロン | 41 |
リンゴ | 39 |
イチジク | 36 |
洋ナシ | 36 |
キウイ | 35 |
レモン | 34 |
梨 | 32 |
びわ | 32 |
イチゴ | 29 |
アボカド | 27 |
GI値についての詳しい情報はこちらを低GI値でダイエットってなに? 低GI食、低糖質なお米でダイエットをストレスフリーに!
日々食べている食材のGI値は高いものもたくさんありますけど、果物のGI値は中等度のGI値であるとわかりますね。
お菓子と果物なら断然と果物を選ぶべき!
甘いもの好きな人はお菓子も食べれないのは辛いけど、果物も糖質量が多いから食べられないのは辛いでよね。しかし、GI値は普通のお菓子に比べると低いので少量から中等量ならば果物を食べても問題はないです。
そして、お菓子をバクバク食べるよりかはビタミンや食物繊維が含まれるので健康的な間食になりますね。しかし、果物は健康に良いと思われがちなので必要量以上の食べ過ぎには注意が必要です。
☆補足情報☆
一般的には適度は果物の摂取量は200gと言われています。
→みかん2個分、ブドウ1房分、リンゴ1個、バナナ2本、キウイ2個分、もも2個分です。
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